集合と位相

なんで、日本ではこの二つをセットとする本や授業が多いんでしょうか?歴史的な経緯とかがあるんでしょうか。以下、amazon.comでの"set theory and topology"の検索結果と、amazon.co.jpでの「集合と位相」の検索結果。
Amazon.com: "set theory and topology"
amazon:集合と位相
一般的な位相空間の定義が集合論なしでは出来なかった、というのは歴史的事実ではありますし、一般位相幾何学(general topology)は集合論と切っても切り離せない関係にあります。しかしながら、位相空間論で必要だから集合論の基本も押さえる、というのならあえて「集合」という名前を出さなくてもいいような気がするのですが。っていうか、代数とか解析とかの教科書のappendixに最低限の集合論の記述があるのは普通なのだし、位相空間論のときだけ敢えて付け加えなくてもいいと思うのですが。
って思うのはやっぱり僻みなのかなぁ。個人的には、集合論を名乗る授業ならせめてAronszajn treeの構成とFodorの補題くらいはやって欲しいです。整合性証明とかはともかく。