コーヘン『連続体仮説』

コーヘン・連続体仮説
続コーヘン・連続体仮説

連続体仮説

実は邦訳を持っています。連続体仮説のことを初めて知った高校時代に買って、読もうとして挫折して、その後は放置してあります。その頃は群って言う言葉が何をさしているのかさえ知りませんでしたから。無謀でした。
Cohenのオリジナルの証明は、現在の強制法とはかなり違うそうで、「あの当時のものを読むと強制法がわからなくなるから読まないほうがいい」と、とある先生が言っていたらしいです。ほんのちょっとだけ強制法ができたての頃の論文を読んだことがあるのですが、現在の定式化には全く不要な議論がありましたし、多かれ少なかれそういう面があるのだろうと思います。
とはいえ、その当時の雰囲気を知るには絶好の書物ではあると思います。ちょっとくらい読んでみようかな。