Justinが賞とったらしい

もう古いニュースですが、ゲーデルの生誕100年を記念して開かれたHorizons of Truth :: Goedel Centenary 2006というシンポジウムの中で行われたYoung Scholars' Competitionで、Justin Mooreが一位になったそうです。おめでとうございます、と本人にメールを送ったのもしばらく前なのですが(爆)。
とりあえず、集合論プロパーな人以外にも「連続体濃度は\aleph_2になるのが自然らしいよプロジェクト」が認知されたのは嬉しいな、と。まあJustinは師匠譲りで言葉の使い方は慎重ですが(「連続体濃度は\aleph_2に似ている」って言うんですね、彼らは)。

もっとも、提出したプロポーザルと講演のスライドを見せてもらったのですが、彼の業績と野心に比べるとかなりこじんまりしていて、これをもってJustin Mooreっていう数学者がやったこととやろうとしていることがわかったような気になられると困るかもと、第三者ながらに思ったのですが。

P.S. つーか、なんかウェブページにあるJustinの写真が妙に男前で違和感が。黒板も集合論じゃないし。